スーパー防犯灯の補助
小林議員が復活要求 府議会委
日本共産党の小林隆義府議はこのほど開かれた警察常任委員会で、まちの安全対策などについて質問しました。
大阪府警は、2001年度から街頭緊急通報システム(スーパー防犯灯)の設置を進めてきました。スーパー防犯灯は、通報ボタンを押すと赤色灯が回転し周辺に緊急事態の発生を知らせます。同時に、カメラが作動し、スピーカーを通して現場の状況が警察署に映像で送られ、警察官がいち早く現場に駆けつけることができます。
設置した地域では街頭犯罪が減少し、ひったくり被疑者の検挙に結びつく成果もあげています。
しかし府警は、事業が終了したとして05年度から設置補助金をゼロにしました。各市町村で設置希望があれば市費での設置となっています。
小林府議は、子どもを守る安全対策がすすめられているなか、通学路の危険個所への設置など今後の課題も大きいと指摘し、府警本部として設置の財源補助を検討するよう求めました。
また、空き交番解消にかんし、「交番相談員の配置が06年4月で完了となっているが、空き交番の解消はいつできるのか」と質問。府警本部は07年4月までには解消できる見込みと答えました。小林府議は、交番に配置される警察官の確保が重要だとのべ、住民と接し生活を守る部署に重点配置するよう要望し、交番の新設も求めました。
2006年4月11日付
「しんぶん赤旗」より