アスベスト/学校調査で申入れ 
 
府教委に党府議団 
 
”結果公開を”  

 
 
  日本共産党大阪府議団(宮原威団長)は29日、大阪府教育委員会の友田泰正委員長と竹内修教育長にたいし、「学校施設のアスベスト対策に関する」緊急の申し入れをしました。
   申し入れの内容は、学校アスベスト再調査にあたっては、
@調査の対象は天井裏を含めたすべての建材とする
  A「吹き付け材」と「含有建材」の調査を分けて行う
  B調査は専門家に実施してもらう
  C調査方法および結果を府民に公開する
  D2004年度の調査で含有が認められたが、気中濃度測定の結果、基準内とされた9校すべてについて対策を講じる

−−などを求めています。
 
 
   2005年度の大規模改修(小規模の営繕工事を含む)等の工事について、
@解体・改修の事前のアスベスト調査を行い記録する
  Aアスベスト含有建材にさわる工事の場合、学校関係者(教職員、保護者、生徒)に説明する。工事は専門の業者に委託し、万全の対策を講じて行う
  Bこれまでの、建て替えや大規模改修工事の際どのような対策が行われたか明らかにし、工事に携わった労働者の健康調査を行う

  −−などを求めています。府内の小・中学校や私立高校などについても、市町村などと協力して同様の措置がとられるよう努力することを求めています。
   応対した府教委の竹内教育長らは、文部科学省から「学校施設等における吹き付けアスベストなど使用実態調査について依頼」文書が同日届いたことを明らかにし、「府立高校と養護学校等についてはすでに調査を始めている」「申し入れの諸点については、現在行っている点についても改めて整理し回答する」とのべました。
 
> >「学校施設のアスベスト対策に関する」緊急の申し入れ"全文をご覧ください。
 
 

2005年8月1日付
「しんぶん赤旗」より
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日本共産党大阪府議会議員団