府議会

"議長は第一党から"
 
日本共産党
 
"公正な運営主張"
 

討論する奥村健二議員=30日、府議会
 
5月大阪府議会は、11議案、2報告を可決、承認し、議長、副議長など議会の役員を選出、30日に閉会しました。
 議長選挙の結果、府議会議長に公明党の美坂房洋氏、副議長に民主党・無所属ネットの中村哲之助氏を選出しました。
 日本共産党府議団は、役員選挙にあたって「憲政の常道として府議会の各会派の構成の現状をふまえた役員構成にする、議会の公正な運営に努める、少数会派への配慮など民主的運営に努め、選出の仕方も府民への説明責任が求められる」の立場から議会第一党の自民党の候補者を支持しました。副議長は、全会一致で選ばれました。
 本会議で、討論に立った日本共産党の奥村健二議員は、一般国道423号の工事請負契約変更について、府は事業から撤退する方針をだしながら、PFI事業(公共事業を民間の資金、ノウハウを使って行う事業)で開発を再開した「水と緑の健康都市開発」の関連工事であり、中止を求める立場から反対しました。
 府立大学の授業料などの値上げについては、わが国の授業料は世界でも異常な高額となっており、学生と保護者にさらに重い負担をかけることになるとして反対し、府営住宅の建て替え、府立校の連結の机いすを改善するなどその他の議案には賛成しました。
 JRの列車脱線事故は、利益追求を第一にした安全軽視の経営方針が原因であるが、背景に国民の安全を「規制緩和」の名で軽視する国の交通行政がある、JR西日本の今日までの事故再発防止策は不十分として、大阪府が国とともに重大な使命を自覚し、責任を果たすよう求めました。

奥村議員の討論全文を紹介します。  


2005年5月31日付
「しんぶん赤旗」より
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日本共産党大阪府議会議員団