府議会委
"吹田市の高野台近隣センター"
和田議員
"住民と合意はかれ"
和田議員(左)
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日本共産党の和田正徳議員は14日、府議会企業水道常任委員会で、吹田市の高野台サブ近隣センター建て替え問題をとりあげました。
千里ニュータウン内にある高野台サブ近隣センター建て替えは、戸建て住宅地に8階建てマンションを建設する計画。地域住民の意見を聞かず、府企業局・千里センターが「大規模開発事業の構想のお知らせ」の看板を出して開発を進めようとしていることに、住民から反対運動が起き、府に抗議の陳情書も出されています。
近隣センターの用地は全体約3000平方b中、府と千里センターの所有地が90%以上と公用地が圧倒的です。1995年に一度計画されましたが、住民との合意などがなされず、白紙に。千里センターは、今後住民に知らせず事業を進めることはしないと約束しました。
にもかかわらず府は地域住民を無視して、一割に満たない地権者とテナントを新たに巻き込んで建設協議会を立ち上げ開発を推進しようとしています。
和田議員は、以前の約束やまちづくりの観点から見ても近隣センターの問題は、地元住民の納得・合意が前提であると指摘。府は、「住民の意見を聞くことは大事」と答えながらも、吹田市の条例にもとづいてすすめられるものと答弁しました。
委員会を傍聴した地元の高野台5丁目自治会長、宮嶋信孝さんは「われわれの言いたいことを全部言っていただいた。大変感激した」と語っています。