知事が養護学校視察

府立高槻

党府議団の要望実る


太田房江府知事は27日、府立高槻養護学校を訪問し、およそ40分間視察しました。同知事の養護学校視察は初めて。日本共産党府議団が府立養護学校の過密・過大の解消のため、同知事に現地調査するよう求めていたものです。
 同校は知的障害をもつ子どもが対象(身体障害の重複障害児含む)で、56学級に258人が在籍、小中高一貫教育をしています。
 太田知事は、小学部のうた・リズムの授業を見学。高等部作業棟に移動し、木工の授業で額縁を製作する生徒に名前や感想を聞きました。
 視察を終え、太田知事は、「障害をもっている子にきめ細やかな配慮が必要。施設の老朽化などの問題に、知恵を集めて対応したい」と感想を述べました。過密問題については、「もうちょっとゆとりがあれば、と思った。ここは恵まれているほうだと思う。全体状況をみて対応したい」と話しました。
  過密過大解消ぜひ
  日本共産党の奥村健二府議の話
 府立養護学校の過密・過大状況は深刻で、特別教室の転用、トイレの不足など学校生活にも重大な支障をきたしています。日本共産党は過大・過密の解消へ学校建設を含め、年次計画をたててとりくむことをくりかえし求めてきました。今回の視察を機に、府の姿勢を改め、とりくみを抜本的につよめるよう求めます。


2005年1月28日付「しんぶん赤旗」より
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日本共産党大阪府議会議員団