"廊下の配ぜんなど過密化改善したい"

交野、寝屋川の府立養護学校

小林みえこ参院議員ら視察

 

先生から話を聞く小林参院議員(右から4人目)ら=17日、交野市

日本共産党の小林みえこ参院議員は17日、大阪府立交野養護学校と寝屋川養護学校を視察。過密化や施設整備、教職員の現状及び改善策、盲・ろう・養護学校の統廃合などについて、聞き取り調査をおこない、懇談しました。日本共産党の黒田まさ子府議、山下京子衆院大阪11区候補(国政対策委員長)、中上幸子交野市議、寺本とも子寝屋川市議らが参加しました。
 交野養護学校では、高原望校長から「施設的には、過密になってきている」と、施設の現状や教職員の状況、スクールバスの運行実態などについて説明を受け、校長の案内で学校施設を見学しました。また、同校PTAの桑山晶子会長と益田佐代子書記と懇談しました。
 小林参院議員らは、職員室や工芸室、図書室などを見てまわりました。手芸縫製室では、高等部2年の肢体不自由の生徒が2月の作品展に提出する作品を制作しているところを見学しました。ちょうど昼で、小・中・高の普通教室では給食の準備がおこなわれていました(この日は防災の日で、献立は缶詰のパン、レトルトカレー、牛乳、みかん)が、中学部の配ぜん室が高等部の普通教室の転用されたため、廊下に机を並べて配ぜんしていました。
 小林参院議員は、「まだまだ、子供たちにきめ細やかな条件整備が必要。廊下で配膳しているのを見てつらくなった。過密化対策など施設整備に力を入れていきたい」と語りました。


2005年1月19日付「しんぶん赤旗」より
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日本共産党大阪府議会議員団