本会議で小林議員

福祉や教育守り、財政再建も



  日本共産党の小林隆義大阪府議はこのほど、府議会本会議で議案や府政問題について討論しました。
 小林議員は、今、府政に求められているのは、府民の福祉や教育を守りながら、中小企業の再生や雇用拡大などで大阪経済に活気を取り戻すことと財政再建を両立させることだと指摘。「府行財政計画(改定素案)」は、それと逆行するものだとして、@府民にさらなる負担を押しつけるA相変わらず大型開発優先になっているB府立大学の独立行政法人化、府立5病院の運営形態見直しなどが府の公的責任放棄と府民負担増、サービス低下につながりかねない−とのべました。
 大型開発優先の問題では、これまで1700億円の府財政を投入してきた関西空港や。、りんくうタウンなどの企業局事業の失敗による一般会計へのしわ寄せが2300億円を超していると指摘しました。


 また、ハンナングループと府との関係の疑惑がいっそう深まっているとのべ、「府政は880万人すべての府民に開かれたものでなければならない。府は自ら疑惑を解明するとともに、清潔・公正、府民本位の府政への転換を求める」とのべました。



2004年11月10日付「しんぶん赤旗」より
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日本共産党大阪府議会議員団