子ども虐待防止へ 

共産党NPO法人と懇談

 

  日本共産党大阪府委員会と党府議団は4日、児童虐待防止協会(NPO法人)を訪れ懇談しました。党府委員会が5月に発表した府民へのよびかけ「『子ども虐待』を防ぎ、子どもたちの生きいきとした成長のために力をあわせましょう」にもつとづくものです。
 黒田まさ子党府議団政調会長が「児童虐待は特定の家庭だけではなく、どこでも起りうる問題で、社会全体でとりくむ必要がある。今日は、この問題にたいして献身的に活動しておられるみなさんのとりくみの現状や国や府への要望などをお聞きしたい」とあいさつ。
 児童虐待防止協会の桂浩子副理事長・事務局長は①電話相談「子どもの虐待ホットライン」のとりくみ②専門家を対象にした研究会③地域の保健センターなどにスタッフが出向き母親たちへのグループケアをおこなう④リーフレットなどを作成して広報活動にとりくんでいる―とのべ、児童相談所など関係機関との連携を大事にしていると強調しました。
 電話相談担当の女性は「緊急に対応しなければならないケースもあるが、お母さんの悩みを聞いて虐待を予防する、軽度でくいとめるということが相談の大きな特徴です」とのべました。
 党府委員会の「よびかけ」にたいしては、「虐待の問題を全体としてきちんととらえ、広い観点でかかれており、感心して読みました」と感想が寄せられました。
 懇談には、岸上しずき府議、大石喜美恵党府女性児童部長、大隅順子同福祉部長、布藤充・宮本たけし参院議員秘書、小林裕和党府文教教育委員会責任者が出席しました。











2004年6月6日付「しんぶん赤旗」より
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日本共産党大阪府議会議員団