府議会委
関空会社、赤字は最高
宮原府議“二期事業見直せ”
知事質問する宮原議員=23日、総務常任委員会
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日本共産党の宮原威府議は23日、府議会総務常任委員会で、関西空港二期事業について、経営改善3ヵ年計画の1年目、関空会社の赤字は過去最高となり、需要も大幅改善は望めないと太田房江知事に見直しを求めました。
宮原氏は、関空の開港以来の発着回数と需要予具体的に示し、来年2月に開港する中部国際空港の影響も踏まえて、関空の需要が大きく増える見通しはないことを明らかにしましたが、太田知事は、客観的根拠を示さずに「中長期的には収支は安定していくと考えられる」など、見直しに応じない姿勢に終始しました。
宮原氏は、「かつては大丈夫と思っていたとしても、政治家たるものは、客観的な事実に立ち、実際の数字に基づいて判断するべきだ」と太田知事をいさめ、「伊丹空港を残した時点で二期事業は見直すべきだった。今からでも中止すれば被害は小さくてすむ」と重ねて求めました。