党府議団と労組など懇談

3月議会に向け意見交換





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懇談会であいさつする宮原府議団長(正面中央)=23日、大阪府庁



 
   
    日本共産党大阪府議団は23日、3月議会に向けて府庁内で懇談会を開き、福祉・4医療費助成制度改悪や岸和田市で起きた児童虐待事件など、府政にかんするさまざまな問題について大教祖、大阪労連、大商連などの団体、地方議員と意見を交換しました。
 冒頭、あいさつに立った宮原威団長は、事前の政調会などで明らかになった新年度予算案の内容について「関空二期事業や安威川ダム、阪神高速道路新路線など無駄な大型開発が年々増えつづける一方、医療福祉、教育など府民向け施策は後退している」と特徴を指摘。阿部誠行政調会長が報告をおこないました。
 参加者からは、値上げになる利用料・手数料の内容についての質問や、公共の施設やサービスを民間の資金でまかなうPFI方式への疑問や不安、また、児童虐待事件にかんしてカウンセラーの増員と再発防止リーフレット増刷の要求など、各分野から多くの声が寄せられました。
 まとめの発言で宮原団長は、「現府政の下でも、みなさんのねばり強い運動と議会の追及と知事選挙での論戦の下で、少人数学級など前進もある。大切なのは、要求実現をめざして、あきらめずにがんばり続けること。大企業にはもうけ口を提供しながら福祉・教育は削るという、今の政治そのものを変えるために、みなさんとともに力を尽くしたい」と協力を求めるとともに、夏の参院選で日本共産党躍進への決意をのべ、支援を呼びかけました。


 




2004年2月24日付「しんぶん赤旗」より
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日本共産党大阪府議会議員団