府民犠牲 

予算案など可決 

黒田まさ子議員が見解と態度表明 

 2月定例府議会の閉会本会議が13日開かれ、03年度予算案、府立の機能再編に伴う名称変更の時期を10月1日からに半年遅らせる議員提案による修正案、その他の提出された諸議案をすべて賛成多数で可決しました。また、2001年度の決算のうち、府土木部などの不適正な会計処理問題で一般会計決算を全会一致で不認定にし、その他は賛成多数で認定しました。日本共産党は2月府議会の諸議案について宮原たけし議員、01年度決算について黒田まさ子議員が見解と態度を表明しました。  日本共産党は、138の議案中、新年度予算案について、「全体として府民には犠牲を押しつけ、必要のない大型開発は進めるもの」と反対。府立高校つぶしや府立大学授業料の値上げ、高槻温心寮など社会福祉施設の民営化、府立病院の病床数の縮小と身障者センター付属病院の廃止、りんくうタウン開発の失敗のあと始末に府民の税金約500億円を投入する特別会計の設置、府が事業を行う理由が不明確な府立インターネットデータセンターなど大企業・開発優先、府民犠牲の57の議案に反対しました。

   



2003年3月14日付
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