関西経済5団体と大阪府、大阪市の新年互礼会が6日、大阪市中央区のホテルニューオーターニ大坂で開かれ、3200人が参加しました。
あいさつした磯村隆文大阪市長は、都市再生特別措置法で、大阪駅周辺など8ヶ所(大阪市内は4ヶ所)が大阪で指定されたことをうけ、「日本の『都市再生』のけん引役を果たしたい」とのべました。
太田房江知事も、「『都市再生』は世界中のキーワードになってきた。大阪がその先頭に立ってがんばりたい」などとのべました。小泉内閣は「都市再生」の名で全国の都市部を中心に新たな大型開発をすすめようとしていますが、これを改めて表明したものです。
歓談では、関西経済連合会の秋山喜久会長は、「関西力が失われてしまった。民間の力でよくしていく」などとのべ、ある大企業の社長は「今年は企業の優勝劣敗がはっきりする年だ。小泉改革はまったなしだ」とコメント。「構造改革は大いにやらねばならないが、急に変えると大きな伊丹が生じる。不良債権処理もそれをすれば景気がよくなるという簡単なものではない」と語る財界人もいました。
互礼会には日本共産党の宮本たけし参院議員、阿部誠行、黒田まさ子、堀田文一、黒田まさ子、堀田文一の各府議が参加しました。
2003年1月7日付