2022年5月30日
大阪府議会議長 森 和臣 様
大阪府議会副議長 三宅 史明 様
日本共産党大阪府議会議員団
石 川 た え
内 海 公 仁
府民本位の大阪府議会改革についての提案
長引くコロナ禍と物価高のもと、大阪府と府議会には、命と暮らし、地域経済を守る緊急かつ重大な責務が求められています。
多様な府民の意見を府政に反映させる、府民福祉や大阪経済の向上のための施策を立案し推進する、また府政をチェックするといった議会の役割を果たすためには、より府民に開かれ議論を尽くす府議会、また府民の理解と信頼を得る簡素で公正な府議会への改革が不可欠です。
よってわが党は、下記事項の速やかな実施を提案します。
記
1.府民に開かれ議論を尽くす府議会へ
① 府の新型コロナウイルス対策を議論・検証するための特別委員会を設置すること。構成は少数会派を含む全会派とすること。
感染状況に応じて臨時議会の招集を諮ること。
② 提出された請願について、請願者および紹介議員の趣旨説明を認めるとともに、質疑の時間を別途確保すること。
③ 本会議での議案採決時の討論を、少数会派を含む全会派に認めること。
④ 各常任委員会での決算審査にあたっては、所属委員1人あたり一般審査60分、知事質問10分の時間を、議案等に対する質疑・質問時間とは別に確保すること。
⑤ 議会運営委員会への少数会派のオブザーバー参加を認めること。
2.簡素で公正な府議会へ
① 公費を使った海外視察を全廃すること。
政務活動費の使途基準から、海外視察の経費を除外すること。
② 議員・会派が質問作成に際し府職員に補助を求めることを禁止すること。
派遣職員を含む府職員の職務から、質問作成補助、府政や議案の調査、議員への湯茶や食事の提供を除外すること。
以上
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