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医療崩壊止めよ 共産大阪府議団 知事に緊急要望


要望書を提出する(左から)石川多枝府議、内海公仁府議


 新型コロナ「第4波」で大阪府が“医療崩壊”の危機に直面している中、日本共産党大阪府議団は22日、「新型コロナ『第4波』による“医療崩壊”を食い止め、府民の生命を守るための緊急要請」を吉村洋文知事、藤井睦子健康医療部長に行いました。7日に申し入れたPCR検査の大規模実施などと合わせて緊急に実施するよう求めています。

数千人規模派遣求めよ
 重症患者の命を守るために、▽自衛隊やDMAT(災害派遣医療チーム)をはじめ数千人規模での医師や看護師などの派遣を政府、全国知事会に要請する▽近畿圏以外も含めた大規模な重症患者の搬送、受け入れ体制を政府、全国知事会に要請し、構築する▽重症患者が入院している中等症医療機関への医療スタッフの派遣、人工呼吸器などの資材提供などを要望。軽症中等症患者のケアとして、▽政府にも要求し、休眠・休止病床の活用、仮設施設建段などで数千床規模で設置し、医療スタッフを派遣する▽9000人を超える自宅療養者への24時間往診体制を医師会に要請する-などを求めています。
 石川多枝府議団長は「医療崩壊の危機を乗り越えるためにありとあらゆる知恵を出し、これ以上死亡者を出さないことが必要」、内海公仁政調会長は「命、医簾を守るために大胆な対応を」と強調しました。




「しんぶん赤旗」2021年4月23日付より

提出した緊急要望書は以下の通りです。

2021年4月22日

大阪府知事     吉村 洋文 様
大阪府健康医療部長 藤井 睦子 様

日本共産党大阪府議会議員団
石川 たえ
内海 公仁

新型コロナ「第4波」による“医療崩壊”を食い止め府民の生命を守るための緊急要望

 大阪は今、「第4波」による“医療崩壊”の危機に瀕しています。これを食い止め、府民の生命を守るために、本府および国の総力を挙げて対策に当たることが求められています。
 よって、わが党議員団として4月7日に行った申し入れの全事項を直ちに実施することとあわせ、下記事項を緊急に実施することを強く求めます。

1 重症患者の生命を守る

(1)重症患者に対応する医師や看護師など医療スタッフを、自衛隊やDMAT(災害派遣医療チーム)をはじめ数千人規模で派遣するよう、政府や全国知事会に要請する。

(2)近畿圏以外も含めた大規模な重症患者の搬送、受け入れ体制を、政府や全国知事会に要請し構築する。

(3)重症患者が入院している中等症医療機関へ、重症患者に対応できる医療スタッフの派遣および人工呼吸器などの資材の提供を行う。

2 軽症中等症患者のケア

(4)政府にも要求し、休眠病床、休止病床の活用や仮設施設建設などで軽症中等症用臨時病床を数千床規模で設置し、医療スタッフを派遣する。

(5)自宅療養者への24時間往診体制を、医師会に要請するなどで、府内全域で実施する。

(6)自宅療養者への生活必需品配達、ゴミ出し支援を実施する。配食サービスの対象に自宅にいる入院調整中患者を加える。

(7)宿泊施設への入所が必要な患者がすぐに入所できるよう、借り上げをさらに増やす。

3 医療機関と医療従事者を守る

(8)政府にも要求し、コロナ受け入れ医療機関への減収補てんなど財政支援を大幅に強化し、医療従事者にしわ寄せが行かないようにする。



   


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