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大阪北部地震 被災者の安全確保を 大阪府に共産党府議団が緊急要請

 日本共産党の宮原たけし府議団長と石川たえ府議は21日、多数の府民が被災した大阪北部地震対策の緊急申し入れを行いました。
 申し入れは大阪府に財政支出とともに、国や該当市と協力してさらなる対策を求めるとし、▽人的被害、住宅・公共施設、河川など被害の全容把握▽被災建築物の安全確保を緊急に行い、二次災害の防止をする▽独居世帯の安否確認など、被災者の安全確保▽避難所への物資確保、避難者のケア▽一部損壊住宅への災害見舞金支給など、被災住宅の補修へ
の支援▽医療・福祉・土木などの専門職員の派遣-について要請しています。
 石川府議は「学校の体育館などに避難している方が暑さで熱中症になる危険がある。クーラーなどの空調設備も整えてほしい」と求めました。
 対応した府危機管理室の宍戸防災企画課長は「対策のため府としても働きかけていくが、そちらからも該当市に呼びかけてほしい」と話しました。
 府議団は来週半ばにも第2次申し入れを行う予定です。




「しんぶん赤旗」2018年6月21日付より


「大阪北部地震への対応についての緊急申し入れ(第1次)」は以下の通りです。

2018年6月21日

大阪府知事 松井 一郎 様

大阪北部地震への対応についての緊急申し入れ(第1次)

日本共産党大阪府議会議員団

 6月18日に発生した大阪府北部を震源とする地震で、判明しているだけでも5名の生命が奪われ、府北部を中心に多数の府民が被災し、生命と生活の危機に脅かされています。
 すでに講じられている府としての対策に加え、府として財政支出を行うこととあわせ、緊急に下記の対策を国や当該市と協力して行うよう求めます。

1 被害の全容把握
   人的被害、住宅・公共施設・淀川および同水系の河川などの被害の全容把握を緊急に行う。

2 2次災害の防止
 (1)被災建築物や府立学校・小中学校などの、ブロック塀や外壁などの応急安全確保を緊急に行う。安全な通学路を確保する。
 (2)被災建築物の応急危険度判定をただちに行う。そのための専門家を派遣する。

3 被災者の安全確保
 (1)独居世帯の安否確認を緊急に行う。
 (2)ブルーシートの配布と独居・女性世帯などへの設置支援を、必要な自治体すべてで行う。
 (3)すべての避難所において、畳、寝具、食料や飲料水、日用品など物資確保を徹底する。医師・看護師・カウンセラーを派遣する。透析患者など難病患者・障害者などへのケアを徹底する。必要とする人すべてに弾性ストッキングを配布する。
 (4)老人ホームなど福祉施設の被害状況を把握し、必要な支援を行う。

4 被災者の生活支援
 (1)ガス供給停止地域の復旧を急ぐとともに、カセットコンロ・ボンベの配布を、配布場所・数ともに大幅に拡大しきめ細かく行う。
 (2)自衛隊等に要請し、ガス供給停止地域の入浴サービスを大幅に増やす。
 (3)被災住宅の補修への支援を強める。一部損壊住宅世帯への災害見舞金支給、補修補助制度創設を国に求める。
 (4)被災者の国保料や住民税減免を検討する。

5 専門職員の派遣
   当該市の状況に応じ、医療・福祉・土木など専門職員の派遣を強化する。



   


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