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転落防止柵の設置を 辰巳議員ら 大阪外環状鉄道に要請


国土交通省のHPによると、
昨年3月末現在で府内には512駅あり、
そのうちホーム柵などが設置されているのは53駅です。

 2018年度末に開業を予定するJRおおさか東線の新大阪―放出間(放出―久宝寺間はすでに開業)各駅に、ホーム転落防止柵の設置など安全対策を講じることを求めて、日本共産党国会議員団、大阪府会議員団、大阪市・吹田市会議員団は19日、同線を所有する大阪外環状鉄道株式会社に要望書を提出しました。
 要望項目として、▽建設される各駅に柵を設置するよう計画を変更する▽柵設置までの期間、内方線付き点状ブロックを設置する▽障害者の意見を聞き、実情に応じた安全策を講じる―などを求めています。
 辰巳孝太郎参院議員は視覚障害者の要望が強いことなどにふれ、転落防止柵の設置などの安全策を求め、石川たえ府議は府内や各地で死亡事故が相次いだことを指摘し、「一日も早く防止策の設置を」と求めました。
 応対した大阪外環状鉄道の担当者は、転落防止柵の設置は今のところ予定していないが、要望は伝えると答えました。
 申し入れには、北山良三衆院大阪5区候補、長岡よしかず同13区候補と宮原たけし府議、岩崎賢太、寺戸月美両大阪市議、山根建人吹田市議らが参加しました。



「しんぶん赤旗」2017年1月20日付より

要望書は以下の通りです。

2017年1月19日

大阪外環状鉄道株式会社
代表取締役社長 北園 茂喜 様

日本共産党国会議員団大阪事務所
参議院議員 辰巳 孝太郎
衆議院議員 清水 忠史
日本共産党大阪府議会議員団
同  大阪市議会議員団
同  吹田市議会議員団

おおさか東線ホーム転落防止柵等の安全対策を求める要望書

 2018年開業予定で、おおさか東線放出〜新大阪間の整備が行われています。しかし、これから建設される新駅に転落防止柵が設置されるという計画にはなっていません。
全国的にホーム転落事故が後を絶たず、2009年の2,442件が2014年に3,673件へと増加しています。視覚障害者が駅ホームから転落した事故は2015年度だけで94件で、統計を取り始めた2009年以降最多であったことが明らかになっています。
 おおさか東線は、「都心ターミナル等の混雑緩和を図るとともに、沿線のまちづくりに寄与する」と位置付けられています。利用者と地域住民の要望に応えていくためには、ホーム転落防止柵の設置等、これまでの到達を踏まえた安全対策が欠かせません。
 よって、利用者の安全を確保するために、下記の措置を講じられるよう強く要望します。

1. これから建設される新大阪、西吹田、淡路、都島、野江、鴫野駅にホーム転落防止柵を設置するよう計画を変更すること。

2. すでに開業している放出〜久宝寺間の各駅にホーム転落防止柵を設置すること。

3. 転落防止柵設置までの期間、内方線付点字ブロックの設置、ホームと車両の間を照らすスペースライトの設置、車両の改善などの安全対策を講じること。

4. 駅ホームに安全対策要員の配置を行い、乗客の安全を守ること。

5. 障害者の意見をよく聞くことをはじめ、子どもから高齢者まで実情に応じた安全対策を講じること。



   


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