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府福祉医療費助成制度見直し 新婦人が反対署名訴え

 「大阪府の福祉医療費助成制度見直し反対!患者負担を増やさないで」。新日本婦人の会大阪府本部(杉本和会長)は21日、一方的な患者負担増の押し付けに反対し、制度の拡充を求める宣伝署名行動を京橋駅前で行いました。12人が参加し、1時間余りの行動で71人分の署名が集まりました。
 府は、経済的な負担を軽減する子ども、障害者、高齢者、ひとり親家庭の医療費補正制度を見直し、負担増を計画しています。
 参加者は次々とマイクを握り、「子どもが病気になった時、お金の心配をしないで安心して医療にかかりたい」と訴え、「万博やカジノに2700億円の予算をつぎ込もうとする一方で、183億円余りの福祉4医療制度をばっさり切り捨てる松井一郎府知事に反対の声を届けましょう」と署名を呼びかけました。
 署名した大阪市都島区の男性(73)は「年金など社会保障が悪くなる中、府が万博やカジノなどの大型開発にお金を使って、福祉を削るのには反対です。もっと拡充してほしい」と憤っていました。



「しんぶん赤旗」2016年12月23日付より



   


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