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橋下、松井氏、安倍首相と改憲で会談 補完し合う3分の2勢力 維新「具体的条文示し主導」 本丸は9条

 おおさか維新の会の橋下徹前代表と松井一郎代表(府知事)が7月30日夜、東京都内のホテルで、安倍晋三首相と会談、維新の会の馬場伸幸幹事長、菅義偉官房長官も同席したと報じられています。

 首相は、「憲法についてまじめな議論をしていこう。秋の臨時国会では憲法審査会を進めていきたい」など、橋下氏らに改憲論議をすすめることへの協力を求めたとされています。

 松井氏らは、《憲法審でおおさか維新側から具体的な改憲条文の候補を提示し、議論を主導する考えを示した》(「産経」1日付)と応じたといいます。

 会談は約3時間に及んだといい、《与党だけでは3分の2に届かないため、憲法改正をめぐってのキャスチングボートを握る形となった維新は、道州制などの統治機構改革や教育無償化などを改憲項目に挙げており、与党との交渉で公約実現を図る構えだ。前回の会談で、統治機構改革のための改憲について、「意見が一致した」と松井氏は明かしており、より具体的な改憲項目が話し合われた可能性もある》(「毎日」7月31日付)としています。

 松井氏は、米大統領候補のトランプ氏の在日米軍のあり方を巡る発言について記者団に、「完璧な集団的自衛権という方向に行くのか、自国ですべて賄える軍隊を備えるか、そういう武力を持つならば最終兵器が必要になってくる。特に国会議員が本気で議論しないとダメなときだなと思う」と、核兵器保有に言及しています。

 橋下氏は、安倍首相が目指す改憲に「絶対に必要で、総理にしかできない。何かできることがあれば何でもする」と積極的に改憲を進める姿勢を示しています。
 また、同氏は、憲法9条について、「9条について決着をつけない限り国家安全保障についての議論をしても何も始まらない」「他人がこまっているときに、自分が嫌なことはやりませんよという価値観だ。自己犠牲しないというのなら、僕は別の国に住もうかと思う」(2012年「産経」など)とも述べ、9条を敵視しています。

 先の参院選で3分の2を占めた改憲勢力が具体的に改憲の段取りを探り始めています。
 おおさか維新の会は参院選では「9条改正は時期尚早」と述べ、教育費無償化、道州制などのために改憲するとしていますが、狙いは、9条を変えてしまうことにあります。





   


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