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府営住宅削減計画撤回を/党大阪府議団 知事に要望書

 日本共産党大阪府議団は5日、府営住宅に関して、1万戸削減計画の撤回や家賃減免制度の改善など、入居者が直面している問題を把握して対処するよう求める要望書を松井一郎知事あてに提出しました。府の担当課が応対し、懇談しました。
 府議団は、今年度から全面的に民間委託になった府営住宅の管理会社に対し、住民から「手続きに行ってもちゃんと教えてくれない」などの不満が上がり、家賃減免に医療費を考慮してほしいなどの切実な声も寄せられていることを紹介。宮原威府議団長は「しっかり住民の声を聞き対応してほしい」と求めました。
 府の担当部長は「高齢化の問題では似た問題意識を持っている」としつつも、「簡単な話でない」と述べるにとどまりました。管理会社の応対については、アンケートや聞き取りを実施し「指導していきたい」と答え、要望については後日、文書で回答することを確認しました。
 要望書は▽「高齢者向け改善事業」で行っている段差解消や手すりの設置を、高齢化が進む実態を考慮し要望があれば3階以上でも実施する▽家賃減免制度を、減免可否判定計算の際、控除できる項目に医寮費や浴槽リース代などを加え改善する▽住民や子どもが使っている府営住宅内の公園などの売却は撤回する▽府営住宅の1万戸削減計画は撤回――など9項目です。



「しんぶん赤旗」2012年7月5日付より




共産党府議団が提出した「府営住宅に関する当面の要望」は以下の通りです。

2012年9月5日

大 阪 府 知 事
松井 一郎 様

府営住宅に関する当面の要望

日本共産党大阪府議会議員団
団 長   宮 原  威


 雇用状況の悪化や高齢化がすすむなか、府営住宅入居者の生活はますます厳しいものとなっており、入居者の要望も多様になっています。
 また、府営住宅の管理が、2010年度より大阪府供給公社による管理代行から、一般競争で選ばれた民間会社などによる指定管理者に移行しました。
その中で、団地に配置している巡回管理員について、「手続きに行ってもちゃんと教えてくれない」「事務所は昼12時まで開いているはずなのに、12時に行ったらすでに管理員が帰っていた」など、住民から不満の声も出ています。
 そこで、府営住宅入居者が直面している問題等について、下記の通り要望として提出するものです。


1 段差解消や手すりの設置などを行う「高齢者向け改善事業」は、1・2階のみを対象としているが、高齢化がすすんでいる現状を考慮し、要望があれば3階以上でも実施する。

2 家賃減免制度を、減免可否判定計算の際、控除できる項目に、医療費や浴槽リース代などを加え、改善する。

3 地位承継の範囲を拡大する。

4 指定管理業者に住民や団地自治会等の要望に対し、誠実に対応するよう指導する。

5 駐車場の管理については、自治会が希望する場合は、優先的に委託する。

6 住民や子どもが使っている府営住宅内の公園の売却は撤回する。

7 府営住宅内の公共施設などについては、一方的に借地料の設定はしない。

8 計画している建て替えは予定どおり行う。

9 府営住宅の1万戸削減計画は撤回する。



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