仕事安心の社会に 宮本比例候補
タクシー協会に規制強化法報告
宮本たけし衆院比例候補は23日、黒田まさ子大阪府議らと大阪市中央区の大阪タクシー協会を訪れ、19日に国会で成立したタクシー規制強化法を報告しました。足立堅治専務理事と井田信雄常務理事が応対しました。
宮本候補はタクシー等の規制を緩和する法案が国会に提出されたとき、参議院の交通・情報通信委員会で「供給過剰が深刻になり労働者の長時間過労運転与える」と質問(2000年5月)したことを紹介。今回の法案成立では、こくた恵二衆院比例戻補(京都1区重複)が、衆議院・国土交通委員会にタクシー労働者の声を届け、規制強化を強く主張しました(6月9日)。
足立専務理事は「規制緩和されて大阪のタクシーは約3000台増えました。タクシーはほとんど歩合制なので、台数が増えた分個々の乗務員の給料が下がります。乗務員の平均年収は250万円、平均年齢は59歳と大変なことになっています。新しい法律をつくっていただいたので、賃金を改善して乗務員になる若い人が増えるようにしたい」と話しました。
宮本戻補「今度の総選挙は崩されてきたルールを元に戻す大きなチャンスです。民主党とも協力できることはして、いまの閉そく感に満ちた日本から、明るい見通しが持てるような政治へ切り替えるためにがんばります」とのべました。
2009年8月2日付「大阪民主新報」より