梅田貨物駅
"吹田移転やめさせよう"
小林参院議員ら住民団体と懇談
住民団体の代表(右側)と懇談する小林(左から3人目)、阿部(その右)の各氏ら=5日、吹田市内で
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日本共産党の小林みえこ参院議員、阿部誠行府議、村口始吹田市議、勝田保広党国会議員団大阪事務所長らは5日、「公害道路はいらない。梅田貨物駅移転反対吹田市民連絡会」(小西和人会長)、「梅田貨物駅移転反対、十三高槻線対策協議会」(田中奏会長)の代表と懇談しました。
懇談には、小西、田中両会長が出席し積極的に発言しました。
梅田貨物駅の吹田移転は、貨物駅に出入りするトラックの進入道路の設置、貨物を運び込む電車の増便など騒音や環境の悪化に深刻な影響を及ぼすことから、地元住民をはじめ多くの人たちから建設反対の声があがっています。
今年1月に「環境影響評価書」が坂口善雄・吹田市長に出されました。それに対する関係住民(吹田市、摂津市、大阪市など)からの意見書は3万194通も寄せられています。
この日の懇談では、小林参院議員が、4月27日にこの問題をとりあげた参院決算委員会での質疑について説明。引き続き国会で政府をただしていく決意を述べました。
参加者からは、JR側が収支が赤字なら建設しないと言明していること、JR列車の高速化による騒音の増大、現在でもひどい環境がいっそう深刻化する問題、新幹線にはあるのに在来線にはない騒音の基準などについて意見がだされました。